東京讃岐獅子舞獅子舞応援団

讃岐の獅子舞を全く知らない大工さんのアイデアとは!?

獅子舞(ししまい)応援団 はすみ工務店六代目棟梁と記念写真

こんにちは。
獅子舞応援団団長、東京讃岐獅子舞代表 中川あゆみです。

2月に初めてクラウドファンディングにチャレンジし、クラウドファンディングの手数料12%を引いて
156,000円ー18,720円=137,280円のご寄付をいただくこととなりました。

さらにそれを機にコラボイベントや演舞の依頼、セミナー講師、講座のお話を頂くようになりました。
本当にありがとうございます。

そして、そのお金を元に、獅子舞に欠かせない道具を作ってもらいました。

それは
太鼓を乗せる台の「太鼓台」
鉦を掛ける「鉦台」です。

香川県でよく見かける太鼓台は、演奏の際に太鼓を2〜3張設置するもので、軽トラの荷台に乗せないと運べないサイズです。
木そのものの色のみで着色はされておらずシンプルですが、丁寧な彫りで装飾が施されているものもあります。
鉦台は鉦(約15kg/個)を吊るすもので、2〜4個吊るせる物干し竿の台のようなものや、1個のみ吊るせられる鳥居の形をしたものがあります。

さて、その必要不可欠な太鼓台と鉦台

東京で使うには一工夫必要です。
それは、軽トラではなくて普通乗用車で運べること。
そして、省スペースに収納するため、コンパクトにできること。

田舎ならば軽トラはメンバーの誰か必ず持っているものですが、都内では珍しい乗り物。
さらに、荷台に乗せた太鼓台や鉦台を支えるために、数名荷台に乗り込み、風を感じながら走りますが、都内でそんなことできないでしょう。
また、田舎ならば集落の集会場や倉庫などに収納できますが、都内ではそのためだけに借りるには倉庫は狭いし家賃が高い。

素人ながら、どんなデザインにすれば折りたためるのか、色々もやもやしていたところ、なんと!かなりのスキルをお持ちの方々がご協力くださることとなりました!!

ROOTS OF JAPAN 代表 木口さん
はすみ工務店 六代目棟梁 蓮実さんです。

和文化を「深め」「広め」「繋いで行く」ことを目的として活動されているROOTS OF JAPAN。
香川県の獅子舞だが、道具を作る伝統工芸士の職人は減少傾向であることを伝えると、全く新しい切り口で継承できるのではないか、日本建築の建築技法を活かせるのではないかと発想され、お願いすることになりました。

お二人とも香川県の獅子舞なんてご存知なく、本物を見たこともありません。
中川からお渡しした、獅子舞王国さぬきの資料や、youtubeの動画を見ながら試行錯誤。
ああでもない、こうでもないと、カフェで立ったり座ったり、演奏の真似をしながら設計をしたそうです。

正直、本物の道具を見たこともない人たちが適切な道具を作れるのか不安でした。
予算20万で収めてくれましたが、どんなものが出来上がるのか、本当に発注してよかったのか、イメージと違っていたらどうしよう、、、

ドキドキしながら迎えた納品日

全くイメージのできないパーツが並びました。
そしてそれが次々とパズルのように組み合わさり、釘ではなく、楔で留めて、なんと!ちょうどいい、適切な鉦台にトランスフォームしたのです!

鉦台

さらに!
組み合わせ次第で使い方は3通り!!

想像をはるかに超えていました。
目から鱗が何枚落ちたことでしょう。

そして、上質な檜を使用してくださったおかげで香りも抜群に良く、この匠の技と香りを前に雅な気持ちになりました。

ああ、この檜の香り。懐かしい。
わたしにとって檜の香りは獅子舞と秋祭り。

うっとりと幸福感に包まれながら、蓮実さんと組み立てた道具で実際に使えるのかどうかチェック。
鉦を吊るす際にロープが引っかかるところが欲しくてそちらをリクエストしました。
更に太鼓台にも機能を追加してもらうこととなりました。

ああ、素人では想像すらできない世界

やはり餅は餅屋。
後日、太鼓台とともに機能改善された鉦台のパーツも納品されました。

太鼓台の組み立て前のパーツ

 

その太鼓台も、一見すると謎のパーツたちがみるみる組み合わされて行き、シンプル且つ機能的な太鼓台にトランスフォーム!
リクエストしていた機能も、口頭では説明を受けていましたが、実物を見るとそのサイエンスにため息が出ました。
なるほど、力学の面白さよ!

太鼓台も鉦台も日本建築の技術をフルに活かされ、釘を使わず楔で固定。
そのため、組み立ても分解も容易にできるけれど丈夫で頑丈。

 

まるでプラモデルのようで、メンバーのメンズ陣はもちろん、体験参加者の子どもも目をキラキラさせて組み立てに見入っていました。
鉦台を組み立てるメンバー
太鼓台を組み立てるメンバー
この道具で演舞会場の広さや演舞のリクエストに応じて柔軟に構成することができます。
早く人前で演舞したい!!

この度はご支援してくださった皆様、そしてROOTS OF JAPAN 木口様、はすみ工務店の蓮実様、本当にありがとうございました!!!

はすみ工務店六代目棟梁と記念写真

ROOTS OF JAPAN(https://www.roj-project.org/
はすみ工務店(https://hasumi-koumuten.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください