獅子舞応援団

獅子舞のトンチンカンといえば

獅子舞応援団団長 中川です。

日本の中心、東京で獅子舞を叫んでみて、いろんなトンチンカンに遭遇。

とんちんかん【頓珍漢】
( 名 ・形動 )
〔鍛冶かじ屋の相槌あいづちの音から来た語。いつも交互に打たれてそろわないことから〕
① 物事のつじつまが合わないこと。行き違ったりちぐはぐになったりすること。また、そのさま。 「 -な会話」 「 -な返事」 「そんな-な、処分は大嫌です/坊っちゃん 漱石」
② とんまな言動をする・こと(さま)。 「 -な男で、しくじってばかりいる」 「この-め」
出典 三省堂 大辞林 第三版

因みに「トンチンカン」といえば某怪盗漫画(ギャグ漫画?)を連想する世代です。

東京で獅子舞について話すと、意図が伝わらない、噛み合わないと感じることが多く、「世間一般の認識」に向き合って、さてどうすれば良いかな、と模索する日々です。

 

獅子舞といえば◯◯!5つ

①獅子舞といえば【赤と緑】

「赤い頭に緑の唐草模様」
ダントツ!オンリーワン!
まるで赤い◯◯◯と緑の◯◯◯みたいな合言葉

 

②獅子舞といえば【頭を噛む】

すっかり定番化したパフォーマンス。
舞や曲があることはメジャーな認識ではありません。
「頭噛む以外にやることあるの?」です。

 

③獅子舞といえば【ピーヒョロロ】

獅子舞といえば笛でしょ。
和太鼓?鉦?そんな大掛かりなの??

わたしは太鼓奏者でそこそこ演奏に自信もあるのですが、
初めて見る人たちの心に残るのは圧倒的に「笛>鉦>太鼓」
和太鼓は耳にする機会が多いから聞き慣れてるんでしょうね。
そのため笛や鉦が注目されるのでしょう。

いやいや、わたしの技量がまだまだ足りないだけだ!
向☆上☆心!

 

④獅子舞といえば【中国】

香港に獅子舞と龍舞合わせて1111頭大集合のギネス世界記録があります。
つまり、世界的に見て獅子舞=中国。中国は獅子舞大国なのです。

「獅子舞やってます」
「ああ、中国の」
「….」

 

⑤獅子舞といえば【お正月】

圧倒的にお正月の縁起物イメージ。
そのため「祭りで奉納」の連想はありません。

「獅子舞やってます」
「お正月忙しいですね」
「….」

 

これが東京での一般的な獅子舞の認識。
だからチグハグ噛み合わなくてトンチンカンなのです。

 

獅子舞の知ってほしいこと3つ

①獅子舞って【種類がメチャある】

まず獅子舞を「動物を模し、霊獣の力にあやかり祈りを込めた舞」と定義。
あくまでも「獅子舞応援団においての定義」です。
単純に獅子舞=ライオンダンスとすると混乱するので、日本の獅子舞に限りそれはすっかりさっぱり忘れてください。

なぜなら日本には「なんで獅子舞って名前なの?」と疑問に思ってしまうほどたくさんの動物の種類が存在するからです。
唐獅子ももちろんいますが、虎、鹿、牛、熊、カモシカ、イノシシ、麒麟、シーサー、猫、、、動物園ができそう。
大きさも様々で、東は1人、西は2人で舞う形態が多いようですが、それ以上の多数、多いものでは200人で舞うところもあるそうです。
演奏に使用する楽器の種類もサイズも各地豊富で、大きく分けて太鼓、鉦(ドラ含む)、笛、唄、他にも拍子木やサラサなど。
その組み合わせは星の数??

これほど多種多様なのは世界的に見ても日本の特徴といえるそうですよ。

 

②獅子舞って【脳トレ&筋トレになる】

義務教育で習う音楽とは全く異なる旋律を口伝・耳コピ・目コピです。
楽譜があったとしても和楽器の楽譜は五線譜ではないでしょう。
そのため、リズムを覚えるだけで大変頭を使います。
音の強弱、緩急、リズムを師を観察して五感をフルに使って全身でコピーします。

舞は重たい獅子頭を持ったり被ったり咥えたりして、日本舞踊よろしく丹田に力を入れて、どんと腰を落とした姿勢で舞うものが多いようです。
そのため、腹筋、背筋、二の腕、太もも、体幹を使いマッスル。
演舞後は心地よい筋肉痛を味わうことができますよ。

因みに、わたしの地元の獅子舞(ボタンくずし・暴れ獅子)は獅子頭を一曲のうちに少なくても2人、数人で交代して演舞します。
一人で一曲最後まで演舞する事を「持ちきり」と言います。
昔は「持ちきり」が当たり前だったらしく、年寄衆から「体力ない」と言われたりしました。その時代は、運動会に米俵(60kg)を担いで走る競技があったそうな。

 

③獅子舞って【超かっこいい】

獅子舞をやっている人はどこにでもいる一般庶民です。
役者でもミュージシャンでもありません。

そんな人たちが魅せるハイクオリティなミュージカルといえましょう。
動物を模した動きはブロードウェイも真っ青なライオンキングですよ!

獅子舞では社会や学校とは違った評価を受けます。
普段は冴えないと思ってたクラスメイトやおっさんらがめちゃくちゃかっこいい演舞をやっちゃったりするのです。
これ間違いなく萌えポイントね。

 

しまった!
抑えていてもアツくなりすぎて本題に入る前に1927文字も使ってしまった。。。

つまりですね、ギャップがあるんですよ。
世の中の認識と獅子舞プレイヤーと。

それだけではない!
獅子舞関係者の中でもトンチンカンがあるのですよ。
そこで、トンチンカンを少しでも解消すべく、カテゴリーを整理してみました。

 

あなたは獅子舞何タイプ?

①演舞タイプ

その土地に生まれその土地の獅子舞を受け継ぎ獅子舞を楽しむ人。
獅子舞に欠かせない脇役含む。
地元獅子舞を愛し、他所の獅子舞に興味ない。

野球で例えると【野球選手】

 

②演奏タイプ

その土地に生まれその土地の獅子舞を受け継ぎ獅子舞の楽器演奏を楽しむ人。
舞う方に興味ない。地元獅子舞を愛し、他所の獅子舞に興味ない。

野球で例えると【応援団】

 

③鑑賞タイプ

獅子舞を観るのが好き。
愛でる。「推し」あり。

野球で例えると【ファン】

 

④撮影タイプ

獅子舞は写真や動画の被写体。
躍動感や全体を収められる構図、魅力的な瞬間を切り取るのが好き。

野球で例えると【カメラマン】

 

⑤時代考証タイプ

各地域の獅子舞の由来、伝承が好き。

野球で例えると【解説者】

 

⑥グッズコレクター

獅子玩具やグッズを集めるのが好き。

野球で例えても【グッズコレクター】

 

⑦職人

伝統工芸品である獅子頭などの道具の造形に興味あり。作りたい。

野球で例えるとバッドやグローブ、ユニフォームを作る【道具職人】

 

いかがでしょうか。

複合要素をお持ちの方もいるでしょう。
わたしは元々はオンリー②でした。

全く他所の獅子舞はもちろん獅子舞の由来にも興味ありませんでした。そのため⑤は専門外です。

①②と⑤を兼ねている人はなかなか稀で少数でしょう。

①と⑤を兼ねている人はスポーツ界には多いように思います。

①②からの⑦もあると思います。道具の使い方の工夫・加工からの自分で作っちゃう。

それぞれの趣味嗜好、得意分野の役割分担で世の中は成り立っているのですね。

東京で獅子舞について地元ノリで話しても伝わらず、東京讃岐獅子舞のメンバーからもしつこく「わからない」と言われます。
それでも見捨てないでついてきてくれるメンバー達がわからないことを理解するために【獅子舞のアレコレ因数分解】をしてくれて、なるほど、そーゆーことなのかと勉強させていただいております。

 

もちつもたれつ。
あれ?なんのはなしだったっけ?
(あんぽんたん)

 

つまりはですね。
「獅子舞が好き」な人にもそれぞれ好きなポイントが違うため、発信側も受け取る側も「多様性」であることを意識すると、マッチする情報でもっと獅子舞を楽しめると思います。

 

そこで、2019年のウェブサイト情報発信はちゃーんと整理して発信していきます!(宣言)
①演舞タイプ
②演奏タイプ
は体験できる獅子舞情報を。

③鑑賞タイプ
④撮影タイプ
は獅子舞が見られるイベントや祭りの情報を。
(香川県中心になります。全国網羅は少しずつ。。。)

⑤時代考証タイプ
は一般人も参加できる文化イベントの情報や書籍かな?

⑥グッズコレクター
は獅子舞のグッズ作るので見守っててください!

⑦職人
は一緒に研究しませんか?
獅子頭研究会を作りました。

他にもヨチヨチ外国語対応も進めます。
Google翻訳頼りですが。。。

 

獅子舞応援団は獅子舞のダイバーシティを尊重しています。

 
Do you know “SHISHIMAI”?
It is traditional Japanese performing art.

But there are not many Japanese who know the culture.
Because “SHISHIMAI” culture is too many kinds, it seems like a labyrinth.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください